Visioはフローチャートや組織図、レイアウトなんかに便利だよねっ
Visioで作業している時、同じことを何度もするのが面倒なだって思うことない???
う~ん言われてみてば、たくさんコピーしたり、同じ設定を何度もしたりはあるよね・・・
Visioを使って図面を作成する際、繰り返しの作業に便利なのがVBA(Visual Basic for Applications)です。作業を自動化し、効率を大幅に向上させることが可能ですよ。この記事では、VBAを使ったVisioの効率化のメリットに焦点を当てて紹介します。
そもそもVBAってなんだ・・・
VBAとは?
VBA=Visual Basic for Applicationsと申します。
Microsoft Office製品(Excel、Word、Access、Visioなど)に組み込まれているプログラミング言語です。Excelだったらセルの操作、Wordだったら文字の装飾、Visioなら図形の色変更などなど…
アプリケーションの機能と結びついているのが大きな特徴でして!古い言語ではありますが、現状 Office製品を操作するのに一番相性の良い言語と言えます。なのでVisioの作業効率を向上させるのには欠かせない存在なのです。
ExcelのVBAならよく聞くけど・・・何が違うの?
ネットでVBAって検索したらExcelばっかり出てきたぞ
世の中ではExcelのVBAが一番多く使われているかもしれませんね。VBAであればExcelもVisioも同じような構造で、多くの構文が共通して使えます。これは便利なところでもあります。ネット上にあるExcelの解説サイトなども参考になるからです!
違いはというとExcelであればセル同士の計算に便利な専用の関数があったり、Visioであればシェイプシートに関するコマンドが用意されていたり。ツール独自の部分もあるわけです。
VisioでVBAを使うメリット
Office製品を自分の業務に合わせてカスタマイズできるのが魅力のVBA!!
これを活用することで、Visioでの操作を自動化でき、手間のかかる手動作業を大幅に削減できます。
例えば・・・こんなことができますっ。
- 大量の図形をコピーしたり
- 複数の図形の色を一括で変更したり
- 特定のパターンに従って図形を自動配置したり
日常的な作業が自動化・簡素化されればミスの防止や作業時間の短縮し、Visioでの作業効率を飛躍的に向上させることが可能となります。
VBAでコード?!なんか面倒じゃない?
いまどきコードかよ~って思っていませんか?
でもVBAは現状 Office製品を操作するのに一番相性の良い言語・・・なんだよね?
そもそもコードと言うだけで「面倒じゃない?」「難しいの?」と思う方もおられるかもしれません。最近はツールのカスタマイズもノーコード、ローコードが主流ですし・・・。とはいえVisioをカスタマイズするにはVBAが便利です。
またVBAは、プログラミング初心者でも比較的簡単に導入できる言語でもあります。Microsoft Office製品を持っていれば無料。ネット上には多くのサンプルコードやチュートリアルもあるので、お金と手間をあまりかけずに業務の効率化を図りたい方にとって強力な助けとなるでしょう。
まとめ
VBAはMicrosoft Office製品に組み込まれているプログラミング言語で、カスタマイズ性が高いです。
VBAで作業を自動化・簡素化すればミスの防止や作業時間の短縮し、Visioでの作業効率を飛躍的に向上させることが可能となります。プログラミング初心者でも比較的簡単に導入できる言語なのも特徴ですよ。