ページ(シート)名を設定・取得する方法

ページの名前を取得・設定するのアイキャッチ VBA

このシートみたいなヤツこれの名前を書きだす方法ってある?

コレ?Visioだとページって名前だねっ、OK!あるよ~

Excelだと「シート/Sheet」を作っていくことができますね。Visioにもシートと同じようなものがありまして、ウインドウ下にある「ページ/Page」というタブがそれです。今回はこのページ名の取得・設定の方法をご紹介していこうと思います。

ページの名前を取得する方法

構文

Visio VBAでページの名前を取得する構文はこちら。

名前 = Page.Name

このPageって?

この後「今見てるページ」や「任意の名前のページ」のサンプルがあるよ

Sample

いま開いているページの名前を、メッセージボックスに表示させるサンプルです。
お好みの名前をページに設定しておいてください。サンプルでは「お好みのページ名」という名前にしてみ見ました。

コード

Sub test1()

    'アクティブになっているページの名前を取得する
    MsgBox ActivePage.Name

End Sub

実行結果

メッセージボックスに名前が出力されました。

ページの名前を変更する方法

構文

Visio VBAでページの名前を変更する構文はこちら。

Page.Name = “任意の名前”

Sample

選択中の図形の名前を変更して、変更後の名前をメッセージボックスに表示させるサンプルです。
何かしら図形を描いて選択しておいてください。

Sub test2()

    '指定したページの名前を変更する
    Application.ActiveDocument.Pages.Item("ページ - 1").Name = "海月のページ"

End Sub

実行結果

ページ名のところに変更後の名前が表示されました。

ファイル内の全てのページ名を表示する方法

Sample

ファイル内にページ – 1~5を作成しておきました。
このページ名をテキストボックスに表示させるサンプルです。

Sub test3()

  Dim Doc As Document
  Dim PName As Variant
  Set Doc = Application.ActiveDocument

    '選択中の図形の名前を取得する
  For i = 1 To Doc.Pages.Count
    PName = PName & vbCrLf & Doc.Pages(i).Name
  Next
   
  ActivePage.Shapes.Item("Sheet.1").Text = "ページの名前:" & vbCrLf & PName
    
End Sub

実行結果

テキスト内にページ名の一覧が表示されました。

あっ、できたできた!自動で一覧が取得できる~

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