図形が動いても線がついてくる?Visioの「線」と「コネクタ」の違いとは

Visioを使ってて、こう思ったことない?

図形を動かしたとき線をまた動かすのが面倒・・・

線じゃなくてコネクタでつなげば一緒に動くよ!

このページでは、意外とよく分からない「線」と「コネクタ」の違いをわかりやすく解説します。

「線」と「コネクタ」は何が違うの?

見た目はほとんど同じでも、「線」と「コネクタ」の機能は全然ちがうんです!

どれが「線」でどれが「コネクタ」?

Visioで線やコネクタを描くには、上部のリボンメニューから操作します。

  • は、[ホーム]タブの中にある「線」のアイコンをクリックして描くやつ。上の図は直線をさしてますが、その下の自由曲線や円弧、鉛筆でも線が描けます。
  • コネクタは、同じく[ホーム]タブ内の「コネクタ」アイコンをクリックして書くやつ。コネクタを右クリックすると、曲線コネクタや直線コネクタも選べます。

「線」と「コネクタ」の違いは?

項目 線(Line)コネクタ(Connector)
主な用途      装飾やメモ用、自由な線        図形同士の接続用
接続機能図形に接続しない図形の接続ポイントに自動で吸着
図形を動かした時線はその場に残る線も一緒に動いてくれる
使いみち注釈、補助線、自由なデザイン用フローチャート、構成図、関係線などの正規接続に最適

線とコネクタの違いを表にしました。
見た通り「線」は画像として用意されていて、「コネクタ」は接続用に用意されているって感じです!

コネクタは図形の「接続ポイント」にくっつく

コネクタは、図形にある「接続ポイント(Connection Point)」にピタッとくっつくのが最大の特徴!

図形は動かしてもコネクタは接続ポイントについたまま、線が伸びて接続状態を保ちます。

また、図形によっては「ベントポイント(曲がる点)」が自動で入って、コネクタの角度が調整されることもあります。

使いこなせば超便利!コネクタ本来の実力とは?

コネクタは接続できる場所(接続ポイント)が決まっていたり、図形を動かすと曲がるところ(ベントポイント)が動いてしまったりと使い方にはちょっとしたコツが必要です。

  • コントロールのロック:ベントポイントが買ってに動くのを制限
  • 接続ポイントの追加:自分で好きな位置に接続できるようにカスタマイズ
  • ベントポイントの追加:曲がるところは1カ所でなくてもOK
  • 太さや色の変更:線と同じように見た目も変更が可能

…などの使い方をすると、コネクタの便利なところを満喫できちゃいます。

まとめ

「線」と「コネクタ」はこんな感じ

  • 図形をつなぎたいなら「コネクタ」
    コネクタは図形と一緒に動いてくれるし、接続ミスも起きにくい
  • 装飾や自由な線を引きたいときは「線」
    面倒な設定も少なく自由度が高い

使い方に合わせて便利に使おう!

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